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2021年度西洋史研究会大会で報告します。

〇11 月21 日(日) 10:00~17:00
【共通論題】「ブリティッシュ・ワールド:帝国紐帯とアイデンティティ」
共催:科研費基盤B「ブリティッシュ・ワールドの共通意識と紐帯に関する総合的歴史研究」(研究代表者・竹内真人)

司会 渡辺昭一(東北学院大学)・勝田俊輔(東京大学)
コメンテータ 木畑洋一(東京大学・成城大学名誉教授)・小川浩之(東京大学)

開会の辞 10:00~10:05 渡辺昭一
趣旨説明 10:05~10:30 竹内真人(日本大学)

基調報告 10:30~12:40(各報告40 分)
松永友有(横浜国立大学)「チェンバレンの、チェンバレンによる、カナダのための計画?:二つの帝国特恵システムとイギリス関税改革運動の帝国ヴィジョン」

福士純(岡山大学)「1911 年米加互恵協定とカナダ・ナショナリズム」

石橋悠人(中央大学)「グリニッジ世界標準時とイギリス帝国」

昼食休憩 12:40~13:30
コメント 13:30~14:30(各30 分)
趣旨説明者・報告者応答 14:30~15:50(各20 分)

西洋史研究会HPはこちら

関西イギリス史研究会の書評会に参加します。

•関西イギリス史研究会(2021.2.20)にて、書評コメントを発表します。書評の対象は志村真幸さんの『南方熊楠のロンドン』(サントリー学芸賞受賞)です。

第24回関西イギリス史研究会(志村真幸さんサントリー学芸賞受賞お祝い書評会)

日時 2021年2月20日(土) 13時30分~17時 Zoomによる開催

プログラム

13時30分~13時40分  開会

13時40分~14時10分  山本昭宏氏(神戸市外国語大学)

14時10分~14時40分  石橋悠人(中央大学)

14時40分~15時    著者リプライ

休憩

15時~15時15分

15時15分~16時  フロアディスカッション

16時~17時     祝賀懇親会(参加自由)

日本西洋史学会の小シンポで報告をしました。

•日本西洋史学会第70回大会の小シンポジウムで報告をしました。オンラインでの開催となりましたが、シンポ中にはおおむね80名以上の参加者があり、多くのご質問や重要なご指摘を頂きました。

私の報告では、イギリス+ヨーロッパ的な文脈で18世紀の「経度問題」を再考しました。近世の航海術や実用数学、他のヨーロッパ諸国との関係や比較、ヨーロッパ外の世界における空間の精密計測の実践との比較も視野に入れながら、さらに研究を深めたいと考えています。

12月12日(土)14: 15〜17: 15

中村武司 趣旨説明

中村武司「財政海軍国家論の射程と限界」

薩摩真介「財政軍事国家と海軍政策
―ジェンキンズの耳戦争期のスペイン銀船団の拿捕をめぐる議論を中心に―」

辻本諭「財政軍事国家において軍隊はいかに保持されたか
―イギリス陸軍の宿営をめぐる問題、1660~c.1740年―」

石橋悠人「財政軍事国家における海軍と科学技術」

コメント:古谷大輔・板倉孝信

企画の要旨はこちら

British Journal for the History of Scienceに論文が掲載されました。

・British Journal for the History of Science(British Society for the History of Scienceの学会誌)にジョージ・エアリとグリニッジ標準時をめぐる信頼性と正確性に関する論文が掲載されました。

“Constructing the ‘automatic’ Greenwich time system: George Biddell Airy and the telegraphic distribution of time, c.1852–1880″   論文へのリンクはこちら

・Abstract: In the context of the telegraphic distribution of Greenwich time, while the early experiments, the roles of successive Astronomers Royal in its expansion, and its impacts on the standardization of time in Victorian Britain have all been evaluated, the attempts of George Biddell Airy and his collaborators in constructing the Royal Observatory’s time signals as the authoritative source of standard time have been underexplored within the existing historical literature. This paper focuses on the wide-ranging activities of Airy, his assistant astronomers, telegraph engineers, clockmakers and others, which served to increase the reliability of the Royal Observatory’s time service between the 1850s and 1870s. Airy and his collaborators aimed to mechanize and automate their telegraphic time distribution system in order to improve its accuracy and reliability. The accomplishment of such technological innovations was disseminated via public lectures, journal articles and correspondence with experts, secondary distributors of standard time and the general public. These communications were used to build public trust in the Greenwich time service. However, the unexplored archival material used in the present paper provides fresh insight into the unstable nature of the Greenwich time system, including its clear limits in terms of its scale of automation and degree of accuracy.

The International Conference on the History of Cartographyで報告します。

  • The International Conference on the History of Cartography(Amsterdam, 2019/7/14-19)において、以下のパネルで報告をします。
  • Panel: Mapping the Northern Pacific: transnational knowledge, instruments, representation. Amsterdam (organizers: E. Boyle and K. Parker)
  • Edward Boyle – Knowledge, Security and Cartographic Anxiety: Creating and utilizing cartographic knowledge in nineteenth-century Japan
    Katherine Parker – Looking Northward: A Comparative Analysis of Two Maps Showing the North Pacific Before Cook
    Vasilii Shchepkin – Perception, exploration, representation and the mapping of Ainu lands by Russia and Japan
    Yuto Ishibashi – British connections in the early Japanese hydrographic surveying, c. 1860-1880

中央大学学術シンポ「グローバル文化史の試み」研究会で報告をしました。

  • 中央大学学術シンポジウム「グローバル文化史の試み」の研究会で報告を行いました(2019/3/14)

「世界史における時間の標準化」

水上雅晴 「中国と日本における時の標準化とその展開」
石橋悠人 「イギリス帝国における時間の標準化」

  • 主催:中央大学学術シンポジウム「グローバル文化史の試み」(代表:縄田雄二)
    共催:中央大学人文研プロジェクト「東方思想の発展と交錯」(代表:水上雅晴)
  • 共同研究「グローバル文化史の試み」についてはこちら。本プロジェクトでは2020年度に世界史的観点から時間意識を検討するシンポを開催予定です。プロジェクトの成果を論集として刊行することを計画しています。