日本西洋史学会小シンポジウムで報告しました。

プログラム 企画:大野誠

  • 坂下史 農業委員会(Board of Agriculture, 1793-1822)再考
  • 石橋悠人 イギリス海軍における科学の制度化グリニッジ天文台を中心に
  • 伊東剛史 科学の大衆化が専門分科と専門職業化に及ぼした影響―19世紀のロンドン動物学協会を事例に─
  • 菊池好行 イギリス化学者共同体の発展の国内的・国際的文脈
  • 高林陽展 医学研究委員会の活動からみる総力戦体制と科学
  • 奥田伸子 科学の制度化とジェンダ─D.ホジキンを中心に─

発表時間は15分と限られていますが、要点をお話ししたいと思います。

科研費報告論集が発行されました。

科学の制度化と公共圏をめぐって、学術団体、国家、戦争、公的機関、女性科学者、都市計画、電信サービスなどの多彩な主題を検討する論集です。招聘研究者Iordan Abramov, John Agar, Berris Charnley氏の論考も含まれています

Yuto Ishibashi, ‘Reforming the Royal Observatory Greenwich; George Airy, Practical Research, and Science in the Royal Navy’では、海軍省科学部門の実態とその傘下でのグリニッジ天文台の組織改革について検討しました。

森宜人・石井健(編著)『地域と歴史学―その担い手と実践』晃洋書房が刊行されました。

第七章 石橋悠人「地域概念と探検・科学・人種論 ――オセアニアにおける地域区分の創造」を寄稿しています。全体の目次はこちら

51CXPby1YPL