投稿者「石橋 悠人」のアーカイブ

中央大学学術シンポジウム「グローバル文化史の試み」総括シンポに登壇します。

学術シンポジウム「グローバル文化史の試み」総括シンポジウム
2021年12月18日・19日オンライン(Webex)にて開催
(所属を示していない発表者は中央大学所属)

18日 10:00-12:00
劇場空間と舞台テクノロジー――比較演劇史の一視点
縄田雄二「劇場空間と舞台テクノロジー――比較演劇史の一視点」
妹尾達彦「中国古代都市における上演空間-9世紀長安における路上演劇を中心に」
日置貴之(明治大学)「幕末・明治の歌舞伎における「スペクタクル」」
井戸田総一郎(明治大学)「劇場と制度―1870・80年代のベルリンの劇場風景」
伊藤愉(明治大学)「レニングラード学派における上演空間、舞台上の事物」
Kai van Eikels(Ruhr-Universität Bochum)「Projection Technology and the Theater Stage: Light, Space, Body Politics」(逐次通訳つき)
司会:縄田雄二

19日 13:00-14:00
1000-1340年のドイツ文学と日本文学

吉野朋美「1000-1340年の日本文学」
寺田龍男(北海道大学)「1000-1340年のドイツ文学」
司会:縄田雄二

19日 14:30-15:30
現代オペラの国際性
森岡美穂「近年の欧州オペラ界とアフリカ」
司会:縄田雄二

19日 16:00-18:00
座談会「世界の諸地域、諸時代の文化についての学術情報」
唐橋文(古代メソポタミア)、水上雅晴(近世東アジア)、鈴木俊幸(近世・近代日本)、石橋悠人(近代イギリス)、縄田雄二(近現代ドイツ)
司会:小山憲司

愛知県立大学世界史セミナーで講演を行います。

2021年度 第1回愛知県立大学世界史セミナーで講演をします。

「時間の帝国ー近代イギリス社会とグリニッジ標準時の形成」
日時:2021年11月20日(土)16:00 – 18 : 00
場所:①愛知県立大学サテライトキャンパス(定員30名)
   ②オンライン(ZOOMウェビナー) 
参加料無料 / 主催:愛知県立大学(世界史研究会、地域連携センター)

【申込方法】いずれかの方法でお申込みください。
(定員になり次第、申込を締め切ります。)
① 愛知県立大学地域連携センターWeb申込みシステム
https://www.bur.aichi-pu.ac.jp/renkei/
② FAX
「世界史セミナー第1回申込」、「氏名(ふりがな)」、
「電話番号」、「FAX番号」を記載して、
0561-64-1104 あてにFAXしてください。

【問い合わせ】
愛知県立大学学術情報部研究支援・地域連携課
〒480-1198 愛知県長久手市茨ケ廻間1522番3
メール:renkei@bur.aichi-pu.ac.jp

2021年度西洋史研究会大会で報告します。

〇11 月21 日(日) 10:00~17:00
【共通論題】「ブリティッシュ・ワールド:帝国紐帯とアイデンティティ」
共催:科研費基盤B「ブリティッシュ・ワールドの共通意識と紐帯に関する総合的歴史研究」(研究代表者・竹内真人)

司会 渡辺昭一(東北学院大学)・勝田俊輔(東京大学)
コメンテータ 木畑洋一(東京大学・成城大学名誉教授)・小川浩之(東京大学)

開会の辞 10:00~10:05 渡辺昭一
趣旨説明 10:05~10:30 竹内真人(日本大学)

基調報告 10:30~12:40(各報告40 分)
松永友有(横浜国立大学)「チェンバレンの、チェンバレンによる、カナダのための計画?:二つの帝国特恵システムとイギリス関税改革運動の帝国ヴィジョン」

福士純(岡山大学)「1911 年米加互恵協定とカナダ・ナショナリズム」

石橋悠人(中央大学)「グリニッジ世界標準時とイギリス帝国」

昼食休憩 12:40~13:30
コメント 13:30~14:30(各30 分)
趣旨説明者・報告者応答 14:30~15:50(各20 分)

西洋史研究会HPはこちら

関西イギリス史研究会の書評会に参加します。

•関西イギリス史研究会(2021.2.20)にて、書評コメントを発表します。書評の対象は志村真幸さんの『南方熊楠のロンドン』(サントリー学芸賞受賞)です。

第24回関西イギリス史研究会(志村真幸さんサントリー学芸賞受賞お祝い書評会)

日時 2021年2月20日(土) 13時30分~17時 Zoomによる開催

プログラム

13時30分~13時40分  開会

13時40分~14時10分  山本昭宏氏(神戸市外国語大学)

14時10分~14時40分  石橋悠人(中央大学)

14時40分~15時    著者リプライ

休憩

15時~15時15分

15時15分~16時  フロアディスカッション

16時~17時     祝賀懇親会(参加自由)

日本西洋史学会の小シンポで報告をしました。

•日本西洋史学会第70回大会の小シンポジウムで報告をしました。オンラインでの開催となりましたが、シンポ中にはおおむね80名以上の参加者があり、多くのご質問や重要なご指摘を頂きました。

私の報告では、イギリス+ヨーロッパ的な文脈で18世紀の「経度問題」を再考しました。近世の航海術や実用数学、他のヨーロッパ諸国との関係や比較、ヨーロッパ外の世界における空間の精密計測の実践との比較も視野に入れながら、さらに研究を深めたいと考えています。

12月12日(土)14: 15〜17: 15

中村武司 趣旨説明

中村武司「財政海軍国家論の射程と限界」

薩摩真介「財政軍事国家と海軍政策
―ジェンキンズの耳戦争期のスペイン銀船団の拿捕をめぐる議論を中心に―」

辻本諭「財政軍事国家において軍隊はいかに保持されたか
―イギリス陸軍の宿営をめぐる問題、1660~c.1740年―」

石橋悠人「財政軍事国家における海軍と科学技術」

コメント:古谷大輔・板倉孝信

企画の要旨はこちら

British Journal for the History of Scienceに論文が掲載されました。

・British Journal for the History of Science(British Society for the History of Scienceの学会誌)にジョージ・エアリとグリニッジ標準時をめぐる信頼性と正確性に関する論文が掲載されました。

“Constructing the ‘automatic’ Greenwich time system: George Biddell Airy and the telegraphic distribution of time, c.1852–1880″   論文へのリンクはこちら

・Abstract: In the context of the telegraphic distribution of Greenwich time, while the early experiments, the roles of successive Astronomers Royal in its expansion, and its impacts on the standardization of time in Victorian Britain have all been evaluated, the attempts of George Biddell Airy and his collaborators in constructing the Royal Observatory’s time signals as the authoritative source of standard time have been underexplored within the existing historical literature. This paper focuses on the wide-ranging activities of Airy, his assistant astronomers, telegraph engineers, clockmakers and others, which served to increase the reliability of the Royal Observatory’s time service between the 1850s and 1870s. Airy and his collaborators aimed to mechanize and automate their telegraphic time distribution system in order to improve its accuracy and reliability. The accomplishment of such technological innovations was disseminated via public lectures, journal articles and correspondence with experts, secondary distributors of standard time and the general public. These communications were used to build public trust in the Greenwich time service. However, the unexplored archival material used in the present paper provides fresh insight into the unstable nature of the Greenwich time system, including its clear limits in terms of its scale of automation and degree of accuracy.