―卒業論文について―
中央大学文学部西洋史学専攻では、卒業論文が必修となっています。本専攻では、大学での学びの集大成として卒論を重視しています。
3年次の「特別演習」(ゼミ)と4年次の卒論指導を通して、各学生はそれぞれの研究テーマに関する卒論を完成させます。
これまでに担当した学生・院生の論文テーマ
【2022年度】
大学院博士前期課程
- ヴィクトリア朝のテムズ川とエンバンクメント建設
- ジャコバイト主義とダンカン・フォーブズ
卒業論文
- 19世紀アイルランドの福祉政策
- イギリスの奴隷貿易・奴隷制と人道主義
- ヴァイマル共和国における福祉政策
- フランス革命の歴史的起源
- ヴィクトリア朝におけるTimes紙の広告研究
- トマス・ニュージェント『グランド・ツアー』の研究
- イギリス帝国と私掠
- ヴェルサイユ体制下における英仏の安全保障体制
- 産業革命期イギリスの児童を取り巻く環境と生活水準
- フランス美術におけるロマン主義
- 『ピーナッツ』とアメリカ社会
- 20世紀アメリカの主婦像と家事労働
- 9.11とアメリカ
- 鉄道ゲージ論争
- ヴィクトリア女王と中流階級
- フランス革命期における政治と芸術
- イギリス東インド会社の興廃
- 安息日厳守主義と民衆娯楽
- 現代アメリカの監視社会
- 産業革命と綿織物
- 日系アメリカ人の転住生活と再転住
【2021年度】
- 優生思想の歴史 ドイツ アメリカ 日本を中心に
- 19世紀コレラと医療・衛生概念
- トロツキーと永続革命論
- イギリス産業革命とインド綿貿易
- チャーチル 第二次世界大戦期のイギリス外交
- フランス革命期におけるコンドルセの公教育論
- 19世紀中葉のパリにおける階級意識と都市の変化
- イギリス人から見たフランス革命
- 国防軍兵士の「暴力」と「主体性」 ナチスのイデオロギーと「被害者意識」
- イングランド銀行の初期発展 同行の設立と18世紀における政府・貨幣・民間取引を中心に
- ヴィクトリア朝イギリスにおける女性使用人
- アドルフ・ヒトラーの実像と虚像
【2020年度】
- 18世紀フランスの美術政策と公衆
- スコットランドにおけるジャコバイト反乱と武装解除法
- 南アフリカの真実和解委員会の役割
- アヘン貿易とアヘン戦争の原因論
- オランダ東インド会社のアジア貿易
- 「長い18世紀」におけるイギリス海軍の実態と戦力確保
- ウェールズにおける統合法の制定とその意義
- イギリス産業革命期における労働者の余暇文化
- ウッズ・ロジャーズの世界周航と海賊鎮圧
- 第一次世界大戦期イギリス中東政策
- 1664年のフランス東インド会社設立の経緯
- ヴィクトリア朝後期の「ファンタジー」小説における退化思想
- 19世紀パリの大衆消費社会
- エルギンマーブルが英国社会に与えた影響
【2019年度】
- ヴィクトリア時代の下層社会
- 1848年のチャーティスト運動とその失敗
- ドイツ騎士修道会による東方植民
- ファニー・メンデルスゾーンにおける家庭と音楽
- ノルマン・コンクエストとその後
- 英国における茶の認識の変遷
- シェイクスピアと宗教
- 19世紀後半における象徴主義絵画について
- 英領インドにおけるインフルエンザの流行
- エリザベス朝における福祉体制の形成
- 近代イギリスにおける労働者階級の教育状況
- アメリカ・ユダヤ社会における反シオニストによる戦後構想
- 中世後期フランスの国制
- 近代イギリスにおけるアニマル・スポーツ
【2018年度】
- T型から見るフォーディズムの成立と多様化
- キューバ・ミサイル危機研究
- 近代ヨーロッパの男性服
- 19世紀プロイセンにおける戦争と兵士イメージ
- コーヒーハウスの繁栄と衰退
- オリヴァー・クロムウェルのアイルランド侵攻
- ワイン法の現状と課題
- マキャヴェッリにおける共和制概念の再検討
- パナマ運河 アメリカ合衆国における介入の歴史
- スペインとポルトガルによる世界分割の起源と展開
- イングランド王ジョンの再評価
- マリア・テレジア
- 18世紀末から19世紀前半イギリスの救貧対応と貧困の実態
【2017年度】
- 産業革命期イギリスの時間規律
- ナポレオン3世の都市改造
- エリザベス朝演劇の発展
- アメリカ黒人奴隷の生き抜く文化
- 1960年代とビートルズ
- イギリス自由貿易の盛衰
- 産業革命期イギリスの児童労働と教育の状態
- 香料が担った役割 衛生の観点から
- 19世紀から20世紀におけるイギリスのレジャーの大衆化
- ロンドン警察機構の発展におけるジャック事件の意義