松本悠子・三浦麻美編著『歴史の中の個と共同体』(中央大学出版部、2022)に、グリニッジ天文台で最初に働いた女性天文学者たちに関する論考を寄稿しました。

松本悠子・三浦麻美編著『歴史の中の個と共同体』に、「グリニッジ天文台の女性天文学者ーアニー・マウンダーと学者たちの「共同体」」を寄稿しました。
3年間にわたり実施した中央大学人文科学研究所の共同研究の成果です。
拙稿では、19世紀末にグリニッジ天文台で初めて「計算係」(computer)雇用された女性学者たちの経歴・キャリア・実績を論じています。なかでもマウンダーが天文学の学会で編集委員長として辣腕を振るった様子や日食の観測遠征に参加した経緯に焦点をあてました。