月別アーカイブ: 2018年5月

君塚直隆編著『よくわかるイギリス近現代史』が刊行されました。

[主な目次]
はしがき
Ⅰ 古代~近世のイギリス
Ⅱ ステュアート王朝の時代(1603~1714年)
Ⅲ 「長い18世紀」のイギリス(1688~1815年)
Ⅳ 大英帝国の時代(1815~1900年)
Ⅴ 2つの世界大戦(1901~1945年)
Ⅵ 帝国の溶解と現代のイギリス(1945年~)

「南海泡沫事件」「北米・カリブ・インドをめぐる戦争」「アメリカ独立戦争」「産業革命」「フランス革命とナポレオン戦争」「財政軍事国家イギリスの勝利」「カリブの海賊の真実」の項目を執筆しました。


17th International Conference of Historical Geographersで報告しました。

Yuto Ishibashi, ‘British Hydrographic Surveys of Japan and the Transfer of Knowledge and Skills, c. 1860-1880’

歴史地理学の学会に初めて参加します。イギリス海軍による日本近海測量に関する報告です。

日本西洋史学会小シンポジウムで報告しました。

プログラム 企画:大野誠

  • 坂下史 農業委員会(Board of Agriculture, 1793-1822)再考
  • 石橋悠人 イギリス海軍における科学の制度化グリニッジ天文台を中心に
  • 伊東剛史 科学の大衆化が専門分科と専門職業化に及ぼした影響―19世紀のロンドン動物学協会を事例に─
  • 菊池好行 イギリス化学者共同体の発展の国内的・国際的文脈
  • 高林陽展 医学研究委員会の活動からみる総力戦体制と科学
  • 奥田伸子 科学の制度化とジェンダ─D.ホジキンを中心に─

発表時間は15分と限られていますが、要点をお話ししたいと思います。

科研費報告論集が発行されました。

科学の制度化と公共圏をめぐって、学術団体、国家、戦争、公的機関、女性科学者、都市計画、電信サービスなどの多彩な主題を検討する論集です。招聘研究者Iordan Abramov, John Agar, Berris Charnley氏の論考も含まれています

Yuto Ishibashi, ‘Reforming the Royal Observatory Greenwich; George Airy, Practical Research, and Science in the Royal Navy’では、海軍省科学部門の実態とその傘下でのグリニッジ天文台の組織改革について検討しました。