教育 TEACHING

―卒業論文について―

中央大学文学部西洋史学専攻では、卒業論文が必修となっています。本専攻では、大学での学びの集大成として卒論を重視しています。
3年次の「特別演習」(ゼミ)と4年次の卒論指導を通して、各学生はそれぞれの研究テーマに関する卒論を完成させます。


これまでに担当した学生・院生の論文テーマ


【2024年度】

  • 建艦競争期におけるイギリスの趨勢
  • 18 世紀フランスにおける出版文化
  • 文化財の返還とピット・リヴァース博物館
  • 帝国連邦構想と植民地ナショナリズム
  • 航海の軌跡・記録の証⾔−データから読み解く⼤⻄洋奴隷貿易研究
  • オランダ東インド会社の盛衰と日本との関係
  • 近代の女性文化からひも解くシャネル・スタイル受容の理由
  • 19 世紀末から 20 世紀前半のアメリカ社会における新移民の「アメリカ化」とその動向
  • ジョン・ハワード『監獄事情』とその時代
  • イギリスにおける近代競⾺と階級・政治・⼥性

【2023年度】

  • グローバルなコーヒーの⽣産と取引
  • 18 世紀イギリスの茶と政治
  • ヘルシンキ宣言と東欧革命
  • イギリスの「砲艦外交」と商工業利害
  • 近代ヨーロッパにおける女性のコルセットからの解放と社会進出
  • アメリカ発展期における1812年戦争の意義と影響
  • イタリアにおけるフルインクルーシブ教育の萌芽と具体的施策について
  • 家庭と仕事で戦うアメリカの女性達
  • 現代戦争における報道規制の存在
  • 9.11 事件とイスラーム復興
  • 19 世紀末から20世紀のアメリカにおける優生学運動
  • インド高等文官とイギリス社会
  • EUの人の移動に関する政策形成過程と移民の社会統合
  • デンマークのフォルケホイスコーレ

【2022年度】

大学院博士前期課程

  • ヴィクトリア朝のテムズ川とエンバンクメント建設
  • ジャコバイト主義とダンカン・フォーブズ

卒業論文

  • 19世紀アイルランドの福祉政策
  • イギリスの奴隷貿易・奴隷制と人道主義
  • ヴァイマル共和国における福祉政策
  • フランス革命の歴史的起源
  • ヴィクトリア朝におけるTimes紙の広告研究
  • トマス・ニュージェント『グランド・ツアー』の研究
  • イギリス帝国と私掠
  • ヴェルサイユ体制下における英仏の安全保障体制
  • 産業革命期イギリスの児童を取り巻く環境と生活水準
  • フランス美術におけるロマン主義
  • 『ピーナッツ』とアメリカ社会
  • 20世紀アメリカの主婦像と家事労働
  • 9.11とアメリカ
  • 鉄道ゲージ論争
  • ヴィクトリア女王と中流階級
  • フランス革命期における政治と芸術
  • イギリス東インド会社の興廃
  • 安息日厳守主義と民衆娯楽
  • 現代アメリカの監視社会
  • 産業革命と綿織物
  • 日系アメリカ人の転住生活と再転住

【2021年度】

  • 優生思想の歴史 ドイツ アメリカ 日本を中心に
  • 19世紀コレラと医療・衛生概念
  • トロツキーと永続革命論
  • イギリス産業革命とインド綿貿易
  • チャーチル 第二次世界大戦期のイギリス外交
  • フランス革命期におけるコンドルセの公教育論
  • 19世紀中葉のパリにおける階級意識と都市の変化
  • イギリス人から見たフランス革命
  • 国防軍兵士の「暴力」と「主体性」 ナチスのイデオロギーと「被害者意識」
  • イングランド銀行の初期発展 同行の設立と18世紀における政府・貨幣・民間取引を中心に
  • ヴィクトリア朝イギリスにおける女性使用人
  • アドルフ・ヒトラーの実像と虚像

【2020年度】

  • 18世紀フランスの美術政策と公衆
  • スコットランドにおけるジャコバイト反乱と武装解除法
  • 南アフリカの真実和解委員会の役割
  • アヘン貿易とアヘン戦争の原因論
  • オランダ東インド会社のアジア貿易
  • 「長い18世紀」におけるイギリス海軍の実態と戦力確保
  • ウェールズにおける統合法の制定とその意義
  • イギリス産業革命期における労働者の余暇文化
  • ウッズ・ロジャーズの世界周航と海賊鎮圧
  • 第一次世界大戦期イギリス中東政策
  • 1664年のフランス東インド会社設立の経緯
  • ヴィクトリア朝後期の「ファンタジー」小説における退化思想
  • 19世紀パリの大衆消費社会
  • エルギンマーブルが英国社会に与えた影響

【2019年度】

  • ヴィクトリア時代の下層社会
  • 1848年のチャーティスト運動とその失敗
  • ドイツ騎士修道会による東方植民
  • ファニー・メンデルスゾーンにおける家庭と音楽
  • ノルマン・コンクエストとその後
  • 英国における茶の認識の変遷
  • シェイクスピアと宗教
  • 19世紀後半における象徴主義絵画について
  • 英領インドにおけるインフルエンザの流行
  • エリザベス朝における福祉体制の形成
  • 近代イギリスにおける労働者階級の教育状況
  • アメリカ・ユダヤ社会における反シオニストによる戦後構想
  • 中世後期フランスの国制
  • 近代イギリスにおけるアニマル・スポーツ

【2018年度】

  • T型から見るフォーディズムの成立と多様化
  • キューバ・ミサイル危機研究
  • 近代ヨーロッパの男性服
  • 19世紀プロイセンにおける戦争と兵士イメージ
  • コーヒーハウスの繁栄と衰退
  • オリヴァー・クロムウェルのアイルランド侵攻
  • ワイン法の現状と課題
  • マキャヴェッリにおける共和制概念の再検討
  • パナマ運河 アメリカ合衆国における介入の歴史
  • スペインとポルトガルによる世界分割の起源と展開
  • イングランド王ジョンの再評価
  • マリア・テレジア
  • 18世紀末から19世紀前半イギリスの救貧対応と貧困の実態

【2017年度】

  • 産業革命期イギリスの時間規律
  • ナポレオン3世の都市改造
  • エリザベス朝演劇の発展
  • アメリカ黒人奴隷の生き抜く文化
  • 1960年代とビートルズ
  • イギリス自由貿易の盛衰
  • 産業革命期イギリスの児童労働と教育の状態
  • 香料が担った役割 衛生の観点から
  • 19世紀から20世紀におけるイギリスのレジャーの大衆化
  • ロンドン警察機構の発展におけるジャック事件の意義